プラセンタ注射利用者は献血禁止に

 2006年8月23日、厚生労働省は人間の胎盤エキスの注射を利用した人からの献血を禁止することを発表しました。

 これはBSE(牛海綿状脳症)が輸血によって感染してしまうことを防ぐための措置で、2006年10月から実施されています。 
 
 プラセンタは医薬品としてもその効果が広く知られていますが、美容や健康面でもその効果が期待できることから利用者は多く、特に美容のための利用も少なくありません。 厚生労働省は禁止の理由について、
 「プラセンタ利用者からの感染の可能性は低いと考えられるが、感染を完全に否定できないため禁止措置」
と話しています。

 禁止の決定は厚生労働省の審議会血液事業部会で承認され、これを受けて日本赤十字社は、献血時の問診票へプラセンタエキス注射の使用履歴を尋ねる質問事項を追加、またポスター製作などで献血協力者への理解を求めるとしています。

 どんなに科学が発達した現在でも人工的には血液を作り出すことはできず、献血者からの輸血や、献血された血液から造られる血液製剤を生きるために必要としている人が多くいるのが現状です。 BSE感染拡大防止のために必要な措置とも思えますが、献血協力者が減少しないか気になりますね。

 BSEが社会問題となってから海外渡航履歴に関して特に問診が細かくなったようです。 英国渡航履歴がある人は献血できないケースもあるそうですよ。

 献血についてはこちらを参考にしてください。