妊娠は母体を守っている
胎児細胞が母親の体内に入り込み、損傷を受けた細胞の修復を助けるのは、母親が死んでしまったら赤ん坊は困ってしまうので、幹細胞のようにさまざまな細胞に変化できる胎児細胞を母親の胎内に送り込み赤ん坊自身を守る仕組みが進化してきたからではないかという説もある。
これとは逆に、母親の組織に入り込んだ胎児細胞が病気と関係しているともとられる事例もある。しかし、これは胎児細胞が病気を引き起こしたのではなく、SOS信号に反応して病気部位に胎児細胞が集まってきたと考えることもできるのである。