脳障害治療に
脳障害の治療には血液脳関門という障壁があるために、これまでは脳への細胞移植の方法は、頭蓋骨にドリルで穴を開ける必要があると考えられていたが、胎児細胞が血液脳関門を通り抜けるということがわかったため、神経細胞に変化する胎児細胞が持っている特有の分子を解明すれば、出産のときに産出されるさい帯血やへその緒、胎盤(プラセンタ)などに含まれているのではないかと考えられる。
こうした研究が進歩すれば、将来的に注射をするだけで有効細胞を脳に送り込んで細胞移植が可能となるかもしれない。